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注意!寒い季節は血圧が高くなる!

2019年09月12日

高血圧症の場合は寒さを感じる季節には注意が必要です。
寒さを感じると思わず身が縮みますが、このとき血圧も上昇しているのです。
とくに服を脱ぐときや暖房の入っていない部屋、とくにトイレや脱衣所などへ移動するときは注意が必要です。
なぜ寒さを感じると血圧が高くなるのでしょうか。
それは体温を逃さないよう毛細血管が収縮するためです。
血管が細くするわけですからそれだけ血を流すためには圧力をかける必要があるのです。
とくに寒いトイレでいきむと血圧は平均60mmHgも上昇すると言われていて、これが原因で脳卒中がおきることも珍しくありません。
そのため特に冬には注意をしたいものです。
ところで糖尿病の治療薬としてビルダグリプチンという薬があります。
これはインクレチンを分解する酵素ジペプチジルペプチダーゼ4の働きを阻害する作用をもちます。
インクレチンは食事をとると分泌される消化管ホルモンで膵臓に対しインスリン分泌を促す働きがあります。
インスリンといえば血糖値をさげるホルモンとしてよく知られています。
そのためビルダグリプチンを服用することによって体内の活性型インクレチン濃度が上昇するため、血糖値を下げることができるのです。
またインクレチンは血糖依存的に作用するためはじめから血糖値が低い場合は作用せず、必要以上に血糖値を下げすぎてしまうということはありません。
このような作用をもつビルダグリプチンなのですが、血糖値を下げるだけでなく、高血圧症を改善する作用があることが知られています。
これはイタリア・ミラノ大学のE.Bosi氏の研究により判明した事実ですが、なぜ血圧を下げる効果がみられるのか、その原因についてはまだはっきりとは分かっていないため、ビルダグリプチンと高血圧症との関連については「さらに研究を続ける必要がある」と語っています。

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