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高血圧と動脈硬化症の種類別リスク

2019年08月12日

高血圧症は、脳卒中や心疾患、慢性腎臓病などの重大な疾患を引き起こす危険性が非常に高い疾患であり、特に慢性腎臓病を発症すると更に脳卒中や心疾患の発症率が高くなります。
明確な発症原因が不明な高血圧症ですが、血管の老化などの動脈硬化や乱れた生活習慣などが血圧を上げる事が確認されています。
高血圧症を引き起こす原因の一つである動脈硬化症は、普段より健康に気を付けていても、30歳代から加齢により徐々に動脈の硬化症状が進行します。
動脈硬化症は、大きく分けて3種類の症状があります。
一般に動脈硬化と呼ばれているアテローム硬化症は、血液中の善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスが悪くなると、コレステロールが動脈内の血管壁に付着し、粥状の塊を形成して血流障害を引き起こします。
アテローム硬化症は、比較的太い動脈で発症する傾向があるので、大動脈が破裂する動脈硬化リスクが高い疾患です。
細動脈硬化症は、動脈硬化が脳や腎臓などの細い動脈に起きた場合を言い、血管が喫煙やストレスなどで収縮刺激を受け続けた為に、血管に柔軟性がなくなる疾患です。
細動脈硬化症は、脳や腎臓の細い動脈で発症する傾向がある為に、虚血性心疾患や脳血管疾患などを引き起こす動脈硬化リスクがあります。
腸骨動脈や大腿動脈で発症しやすい中膜硬化症は、内膜、中膜、外膜の三層構造になっている動脈の中膜に蓄積されたカルシウムが石灰化し分厚くなり、血管が硬く脆くなる疾患です。
中膜硬化症は、大動脈や下肢の動脈、頸部の動脈に発症し易い特徴があるので、大動脈が破裂して死に至る動脈硬化リスクがあります。
3種類の動脈硬化症は、全て死に至る重篤な状態を引き起こす動脈硬化リスクを有しているので、めまいや頭痛などの小さな前兆を見逃さず、医療機関で受診するべきです。

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