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高血圧症と妊娠症候群にお茶の効果

2020年03月24日
患者を診ている医者

妊娠中毒症と以前から呼ばれていた妊婦特有の状態が、産婦人科学会により妊娠高血圧症候群(妊娠症候群)と呼び名が変わっています。
妊娠症候群とは、高血圧症、尿たんぱくの症状が二つとも、あるいは一つでも出た場合に定義されます。
高血圧症とは上が140mmHG以上、下が90mmHG以上の状態をいいます。
尿たんぱくは健康は人ならほとんど検出されないタンパクが尿中に現れることです。
腎臓機能が一時的に低下しているので、尿たんぱくが出やすくなるのです。
妊娠8か月以降になると発症しやすく、約一割の妊婦がなるというデータがあります。
なりやすい人は、高齢出産の人、多胎妊娠の人、肥満の人、腎臓病、高血圧症、糖尿病などの基礎疾患のある人です。
妊娠症候群の人は、塩分を7グラム以下に抑えて、低カロリーで高タンパク質の食事をとるようにします。
水分はあまりに症状がひどく、むくみがひどい場合以外は制限はありません。
低カロリーでノンカフェィンのお茶(麦茶やウーロン茶)が望ましいとされています。
そして実はお茶の中でも緑茶が高血圧に効果があることが分かってきました。
緑茶にはカテキンとテアニンという成分が含まれており、降圧作用があります。
カテキンには動脈硬化予防や、糖尿病予防、抗アレルギー、抗菌作用などすぐれた効果があります。
またテアニンにはイライラ防止やリラックス効果のある成分が含まれています。
リラックスすることで脳の興奮を鎮めてくれるので血圧上昇を防止してくれます。
緑茶にはカフェィンが含まれていますが、テアニンにはこのカフェインと張り合うことで血圧を下げてくれる働きをするので血圧の降圧作用が期待できるのです。
また温かいお茶は血管を拡張してくれるので、血流の改善に役立ちます。
血流がよくなると血圧も下がるので、降圧効果が増大します。

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